目次
外国人雇用において活用できる助成金
外国人を雇用する場面においても助成金が利用できることをご存じでしょうか。政府は中小企業支援のために様々な助成金を創設しています。助成金は融資と異なり返済する必要がないので、非常に有効な資金調達の手段となります。しかし、どのような制度があるのか、また、要件や申請方法が分からず、多くの企業がせっかくの制度を利用できていません。
是非制度について知っていただき、資金調達の手段として利用していただきたいと思います
キャリアアップ助成金
概要
有期契約社員で採用して6か月経過後に正社員に転換すると助成金80万円が支給されます。
受給要件
正社員転換時に3%以上の昇給と、賞与または退職金が必要となります。
活用を検討いただける企業様
「技術・国際業務」などの就労目的で在留が認められる外国人を採用する企業様 特定技能第2号の外国人材を採用する企業様 等
外国人雇用における助成金活用のメリット
資金確保ができる
例えばキャリアアップ助成金を活用すれば、80万円(初回は100万円)が支給され、人材確保に関する資金不足といった課題をカバーすることが可能となる。
外国人従業員の労働環境の整備に繋がる
有期雇用、短時間労働者など、非正規雇用労働者が正社員化することにより、社内のキャリアアップの促進、処遇の改善など、外国人従業員に限らずすべての従業員に対して労働環境の整備が進むことになります。
会社への人材定着に繋がる
キャリアアップ助成金では3%以上の賃上げや賞与または退職金の支給が必要となるため、従業員の視点からも長く働くことのメリットを感じやすくなります。
助成金申請を当事務所にご相談をいただくメリット
申請に向けた準備・書類作成代行
助成金申請代行スケジュール
①助成金コンサルティング
②申請助成金の提示
③申請書類の整備
④計画書作成・提出
⑤改革書審査・認定
⑥支給申請書作成・提出
⑦支給申請書審査・認定
⑧支給決定通知受領
⑨助成金の入金
受給要件を満たすための社内体制整備のご提案
助成金を申請するための事前準備として、就業規則の作成・変更や社会保険・労働保険への加入、担当者配置などの社内体制の整備など、前提となる準備が必要となってきます。
顧問契約による継続的なアドバイス
顧問契約により随時または定期的なご相談を受ける際に、随時利用可能な助成金をご提案することが出来ます。助成金はその工程ひとつひとつの実施日が非常に大事になるため、せっかく要件に当てはまっていたのに申請ができないということがあります。
こういった機会を逃さないよう継続的なアドバイスを行っています。